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千曲市戸倉 自在山の節分草


千曲市戸倉自在山のセツブンソウです。
今年は2月初旬の暖かさで中旬には早くも咲き始めたのですが、
その後、寒い日がずっと続き、足踏み状態。
ようやくここへきて花が咲き揃ってきました。(2009.3.16)

セツブンソウは特殊な場所でないと育たない貴重な花です。
2007年から群生地として整備、保護されるようになりましたが、
まだ盗掘があったり、ロープより中へ入って写真を撮る人がいたりします。
可憐にして清楚、繊細、健気、そんな言葉が似合うこの花を貴重な花だと皆が認識して、
いつまでも、この場所に沢山のセツブンソウが咲き続けるように大切にしましょう。

R18号千曲市戸倉の今井信号より線路側に曲がります。(上田方面からだと右折)
大きな天狗のあるキティーパーク(道路から見あげると山に天狗が見えます)を目指します。
道順の標識あります。キティーパーク駐車場付近から群生地へ登る道があります。徒歩15分くらい。
邪魔にならないように路上駐車も可。


白い花びらのように見るのは萼片。花びらは退化し、黄色い蜜線があります。
雌しべは2〜5個。紫色の雄しべが多数雌しべを囲むようにあり、
さらにその周りにあるのが花弁。花弁は退化して筒状となり2つに分かれた先端に黄色の蜜線があります。
キンポウゲ科には多い。












 
花びらのように見えるのは萼片という事ですが、このような花を見ると、確かに萼のような気がします。



 
二つの花のうち、ひとつは黄色掛かっています。



 
やけに葉が大きく多い。萼片も多い。




同じく葉、萼片の多いもの。



 
萼片の多いもの。 萼と言われるけど、どうしても花びらのように見えますね。




一本に二つの花が咲いている。




アブさん。黄色の蜜線が虫を誘き寄せる。









かなり咲いてきました。右手、歩道の階段。
ここは鬱蒼として一日を通じて日が余り射さない所です。
そんな場所がセツブンソウには良いようです。



上の方は沢山咲いています。




マンサク



 
     使用済みの割り箸を炭にして植樹した樹に堆肥として使っています。
戸倉は旅館が多いので使用済みの割り箸が沢山出るのでしょう。

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